消防士ロードバイク日記

56CYCLEに通う56cyclist

道導

30日 100km TSS220

勤務明け。二ノ瀬へ。アゲアゲで行きたいところだが、体が怠い。8分走4本やる予定が、1本目の2.3分で無理だと悟る。いつもなら気持ちが切れて帰ってしまうけど、なんとかSST強度なら出来そう。ならやれるだけやろうと二ノ瀬4本をSST強度で。

 

31日 五郎練 70km TSS70

脚がとにかく怠い。

中途半端な強度で徒らに疲労を溜めているので、今日は回復走にしたほうがいいと五郎さんからアドバイス

途中寄ったカフェで沖縄までの練習メニューをアドバイス頂く。自分に足りないのはL5,L6強度。ここ2週間で低中強度でTSS2000は溜められたので、これからは短時間高強度のインターバル練習でレースに耐えられる身体へ。

今日は攻めの休養?

どうしたら調子を上げられるか?自分ではまだわからない部分を百戦錬磨の五郎さんに教えて頂けるのは本当に心強い。

本当に強くなるのか?疑心暗鬼で練習するよりは、これをやり抜けば強くなれるんだと練習したほうが気持ちもペダルに乗りやすい。

 

1日  L5.L6 36km TSS170

午前中に車校卒検を終わらせて、そのまま車で二ノ瀬へ。二ノ瀬を1本、3分を3本、2分を3本、20秒20秒を6本が本日のメニュー。

 

二ノ瀬 323w 18'45

途中からタレタレ。調子が良いとアウターでいけるが、踏めなくなってインナーに落としてしまう。

 

3分-415w/416w/414w

血の味がする。もうやめて帰りたい。そんな時に五郎さんからメッセージが届く。

「文彦がやるから僕もやったぞ」

そこには自分と同じメニューをこなした五郎さんのワット数が記されていた。五郎さんの言葉に説得力があるのは、本当にキツいメニューを人にやれと言うだけではなく、五郎さん自身もやっているからだ。ここで自分が諦めるわけにはいかない。

 

2分-444w/448w/416w

自分の呼吸が気色悪くて笑えてくる。どこからともなく五郎さんのいつものカウントダウンの声が聞こえてくる。天の声か?笑

 

20秒20秒

570w/487w/521w/471w/499w/555w

もうスッカラカンだが、やるしかない。やり切ったんだという達成感が大事だろう。

 

36kmしか走ってないのに、TSSは170。笑

当日までやれるだけのことはやろう。

 

男はフラれて大きくなる

25日 外練80km+ローラー教室 TSS174

勤務明け。ローラー教室前に80kmほど外を走り距離を稼ぐ。家に戻ってLINE見て絶望。

ローラー教室もやめてしまおうかと思うがそれは違うと思い直し、時間を変更して参加。

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五郎さんのお母様と邂逅。屈託のない笑顔が素敵な方で、「男はフラれて大きくなるのよ、アハハハ」と去っていかれた。。偉大だ。

ローラー教室は1セットもまともにこなせず撃沈。ゴミのような数字を何度も五郎さんに伝えるのがただただ辛かった。心がぐしゃぐしゃになって、もう普通に泣いた。いい歳した大人なはずなのに涙腺ユルユルだ。

 

「明日からまた練習しような」

 

さらに泣いた。

 

 

26日 五郎練 165km TSS300

五郎さん、横井さんと練習。

2人と合流する前に長島一本。もう全然かからない。諦めて淡々と走って2人と合流。1本目は横井さんと長島を半周ずつ。11分320wほど。2本目は6分毎に交代。6分340w×2。1人だと全然かからなかったけど、2人と合流してからは割と良い感じで踏めたのが意外だった。

距離を乗ろうとする自分に、五郎さんから2分とか高い強度やった方が良いよとアドバイス頂いたので、2人と別れてから二ノ瀬へ。2分走5本やって帰宅。

 

28日 二ノ瀬4本 120km TSS300

勤務明け。帰りの電車内から走りたくてウズウズ、ギラギラしていた笑

掛からないんだという悪いイメージを払拭したかった。そのために二ノ瀬3本をキッチリ揃えたかったが、1本目、2本目、3本目とどんどんタイムが悪くなり、目的は果たせず。

このままじゃ帰れないと、気合いの4本目。

2分走×5。スカスカだったが5本キッチリ揃えられたのでヨシとした。

 

 

 

 

 

 

 

「美濃加茂が俺を呼んでいる」

18日 ローラー教室 TSS108

勤務明け。全くかからず。

 

19日 206km TSS288

250wですら辛くなっていて驚愕。

美濃加茂が呼んでいる気がして反省ロング

 

20日 190km TSS336

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フィッツの萩原さん、インタープロの水野さん、森の神森本さん達と練習をご一緒させていただけることに。ハイハイハイペースでボロボロボロ雑巾に。プロと鎬を削る方々から、先頭交代やペース配分、駆け引きについてアドバイスを頂き、本当にありがたいかぎりです。

五郎さんからは周りが見えてない、何回言っても分からねぇなお前は!とかなり怒られてしまう...怒られる内容が職場でのそれと全く同じ、、、休みの日にまでハアハア苦しんで、おまけにド叱られて自分は一体何をしてるんだろうかと心が折れる。 

帰り道、自分が惨めで泣けてくる。

まぁ泣くほど悔しいなら練習しろよと自分で自分にツッコミを入れてみる。

 

21日 180km TSS260

前日に引き続き、萩原さん、水野さん、森本さん、五郎さんと練習。最初の休憩ポイントで、膝痛を言い訳に離脱。1人で知らない道をフラフラ走るのが楽しくて仕方なかった。

 

22日 162km TSS230

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勤務明け。美濃加茂に呼ばれた気がして162km。明るいライトで真っ暗なサイクリングロードもなんのそのこ。

昂揚

 

 

仕事はミスが多く凹むし、夜中に出動して眠れてないし、コンディション的には最悪。でもそんな悪条件を吹き飛ばすくらい気持ちが高ぶっていた。帰宅後即練習へ。

 

次々とポジティブな感情が湧き出て、メンタルが武装されていく

 

ライバル達に千切られていく、あの惨めな思いを味わいたくない。

 

「気持ち込めて(タイヤを)貼らせてもらったわ、勝つんだろ?」と言ってくれた五郎さんの想いに応えたい。

 

チャリダーロードレース男子部として走らせてもらってるからには、番組がより良きものになるよう役に立つ走りをしたい。

 

 

この感じなら出来るだろうと8分×4にトライ。

今回は3本ローラーではなく、二ノ瀬峠で。

  • 1本目 371w

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  • 2本目 370w

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2本目終えて、左ふくらはぎが張りがちなことに違和感を感じる。両手放しで片足ペダリングしてみると、右足だと真っ直ぐに進むのに、左足だと左右にフラフラ。今の左クリート位置だと引き足が使いにくい。そのせい?しかも左は力が逃げていく感じがする。引き足が使いやすいように調整。

  • 3本目 371w

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  • 4本目 375w

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調整後ペダリングの感触もベター。

 

 

72km TSS200

 

心が折れない日は久しぶりだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

AACA ダブルヘッダー

AACA 第10戦。TTと1-2に参戦。

 

会場着いてディスクホイールにうまく空気が入らず、スペードエースの中川さんに空気入れをお借りする。集中している時に本当に申し訳ないです...

 

男子部の伊織さんと試走へ。

 

試走した感じ水溜りが凄い。水溜りよけようと端を走ろうとすると、草にバシバシしばかれてしまうし、水溜りに突っ込むと減速感が凄い。

コーナーも水溜りでとても怖い。嫌〜な気持ちで試走を終える。ただ、こんな時でも伊織さんは元気そうだ。負けたらハーゲンダッツなっ!とニッコリ。

 

いざTT。


1周回目、抑えて抑えてと思うが、どうしても踏んでしまう。最初のコーナーでかなり(30km/h程度まで)減速して曲がったつもりが、後輪が盛大に滑って焦る。この時点で、コーナーは超安全にいこうと心に決める。

それは緋村剣心の「不殺(ころさず)の誓い」並みの、ホビーレーサーとしての「転ばずの誓い」。笑

以降、コーナーは27.8km/hまで減速。タラ〜としたコーナリングにやや恥ずかしさも感じつつ、転ぶよりは全然マシと考える。

直線部分は低回転メインで、時折高回転を混ぜて、負荷を分散しつつ?走る。自分の弱点である高トルク低回転を練習してきた成果を感じられた。

 

20分31秒 AP338w NP350w

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伊織さん、ハーゲンダッツご馳走様です笑

 

1-2へ。

 

今日の目標は勝つこと。男子部で1-2で勝ってないのは自分だけなので、今回勝って来シーズンからは1-1に挑戦したい。

これまではとにかく逃げることに固執?していて、ゴールまでもたないかもしれないけど行っちゃえ精神で自滅していくパターン。

なので、今日は逃げられそうなメンバーなら乗ってくし、無理そうなら集団前方で展開してスプリントするしで、熱くならず、冷静に、走ることにフォーカス。

 

 

いざ1-2

 

今回の1-2出場者で最も強かったのが桐野(キリP)さん。Twitterでずっと拝見していて、密かにご一緒出来るのを楽しみにしていました。

序盤キリPさんが飛び出していたところにジョイント。1周回くらい?逃げる。途中川崎さんも合流して3人。キリPさんが本気で踏んでるかどうかは不明ですが、逃げ続けようとする意志を感じる。再び2人になって暫くして、このまま行ったら足がなくなると思い、一言キリPさんにご挨拶して撤退。キリPさんはそのままGOGOで、周回賞総ナメ。。半端ないです。この後も曖昧な記憶ながら、逃げ出す人に乗っかって、また撤退。結局決定的な逃げは決まらずに最終周回に。

オレンジ色のジャージの方が飛び出したので、それに乗っかる。コの字コーナーを抜けてちょっとした所で後ろを振り返ると、集団が特に乱れることなく迫ってきてるように感じる。これを見て、このまま逃げ切るのは厳しいと判断して、またまた撤退。結局オレンジジャージの方は復路1/3くらいで吸収。ここからいよいよ最後のバトルへ。信州大学の方が勢いよく飛び出す。すかさず飛びつく。先頭交代を促され前に出る。自分も脚にきていて、すぐに先頭交代。後ろの方も苦しいらしく前には出ない。最終コーナーまで残り300mくらい?。このふっと緩んだ瞬間にキリPさんが飛び出す。気合いで反応。ここでキリPさんの番手を取れて、そのまま2番手で最終コーナーへ入ることに成功。あとは全開でもがいてゴールラインへ。

 

59'48 AP285w NP340w MP1269w

 

 

 

 

 

 

 

ここでしか出来ない

16時から56さんのローラー教室。

①310w21分

②336w20分

③2分インターバル×5

そのまま18時からのローラー教室に突入。

①280w21分

②310w20分

③流し

ローラーでTSS230は初めて。

1人でここまでローラーを回すのはまず無理です。。

ローラー教室でないと自分は絶対に出来ません。

 

大人の部活動。

不思議な空間です。

 

あと54日

犠牲

あと57日。

あと14w。

あと8kg。

 

食べたいものを我慢する...辛い練習を耐える...

遊ぶ時間を削る...出来ない自分と向き合い精神を擦り減らす...仕事との両立に頭を悩ます

...etc

強くなるには誰しもが、何かしらの犠牲を払っていると思います。

 

頑張ろうと意気込むことは本当に簡単で、実際に犠牲を払うことはとても難しい。

 

自分が強いホビーレーサーに憧れるのは、この犠牲があるからだと思う。何かを犠牲にしてでも強くなりたいと願い、そして実際に犠牲を払ってきた強者に憧れを抱かざるを得ない。

 

あと57日。

自分はどれだけ犠牲を払えるだろうか??